野菜のくずを有効活用
野菜のくず…可食部分以外の普段捨ててしまうものを、
写真のように洗って集めて冷凍保存しています。
用途は、だし取りです!
お味噌汁を作るときに、今までは市販のかつおだし(顆粒)を使っていたのですが、結構塩分が高いことを知ってから、野菜や肉の煮汁でだしをとるようになりました。
平松洋子さんのエッセイでだし取りに対してハードルが低くなったこともきっかけかも。
そもそも、野菜の皮を無駄にしない方法はあるかしら?と考えたのは、お金のなかった一人暮らし時代のことでした。
▲大好きな「暮らし上手」シリーズ
お金がなくて、食に色んな工夫をしだしたころに手に取った『暮らし上手の節約手帖』に野菜の皮もおいしくいただく方が特集されていて、 これだ!と思いました。
最初は皮などを細かく刻んで料理や味噌汁に混ぜるところから始めました。
でもそのうち、食エッセイやまんがの影響で、だし取りにメインで使うようになりました。
▲もはや当ブログ恒例の『オリオリスープ』。
3巻で紹介されている「ベジブロス」が、野菜くずを使うお話です。
▲『暮らし上手の野菜帖』でも、野菜でとるだしが紹介されていました。
思えば干し野菜作りや常備菜をはじめたのもすべて「暮らし上手」シリーズがきっかけだったなぁ。
なんと、2月18日(日)の「所さんの目がテン!」で、この野菜くずのことが特集されていました!(夫が録っておいてくれました。感謝)
野菜には「ファイトケミカル(phytochemical)」という抗酸化作用のある成分が含まれていて、とくに可食部分ではなくて皮などに多いとのこと。
ちなみにphytoは植物という意味だそうです。
私は節約のためということと、皮にこそ栄養素がたくさんあるという知識だけがあったことから野菜くずを活用していましたが、ファイトケミカルの抗酸化作用のことはちゃんと知らなかったので、すごく勉強になりました(*´∀`*)
また、私は自分の判断でじゃがいもの皮は捨ててきました。
ソラニンとか有害物質でしょ~?と思って。
でも、この番組でじゃがいもの皮に含まれるデンプンがだしに甘みを出してくれるということがわかって、皮の青くなっていない部分であれば有効活用できるかも…?という気になりました。
ちなみに番組冒頭では一応こんな注記も。
農薬が心配な方へ向けて大事なお知らせ。(所さんの格好はおいといて)