【飲んべえの読書メモ】『半径5メートルの野望』はあちゅう著
23:40ごろ会社から帰宅して、ごはんを食べたりシャワーを浴びたりして、髪を乾かしながらブログをしたためています。
というのも、500ml缶のビールを開けてしまったから(*´｀*)
先日わけあって寝込んでいた休日があって、気持ちが悪い中なんとか気を紛らわせたくて届いたばかりの本を読みました。
ブロガー・作家のはあちゅうさん。
確か「スッキリ！！」の曜日コメンテーターのときかな？そのときにお名前を知りました。
また、ツイッターで情報収集をしていると、誰かしらがはあちゅうさんのつぶやきをリツイートしていたりするので、そこからフォローするようになったり。
大学生でブログをバズらせる、協賛企業を集めてタダで世界一周、電通入社（退職済）など華々しい活躍の数々に、世界の違う人だよなーなんて思っていました。
そんな折、先日たまたまこんな記事を読みました。
この記事を読んで、単純で申し訳ないのですが素敵な方だなぁと。
自分の「こうありたい」がちゃんとできる人。
一気にはあちゅうさんが気になってしまい、その場で数冊本を注文したのでした。
自分が「すごいなぁ」と尊敬している先輩や友達に共通していることは、機動力（行動力）と情報収集力、オタク力だと思っています。
はあちゅうさんはそれら能力のすべてに長けていて、自分の8倍速くらいで人生をかけぬけているように見える。
そういう人の言葉や考え方は、明日仕事をがんばるためのチカラになります。
私は思考の整理が苦手で、いろんな情報を散らかしたままにしてしまいがち。
出不精だし、うまく会話運びができないから、人と会うよりは家にいたい。
でも会社では「デキるOLでありたい」という願望があるし、そのためにはコミュ力を身に付けていきたいとずっと思っているし、なんだか目指す自分とほんとの本音がぐちゃぐちゃに混線していたんですね。
今回『半径5メートルの野望』を読みながら、その合間合間に「したいと思っていたことを実行にうつす」ということをしてみました。
(；´∀｀)＜ベッドの上でできる範囲のことですけど。。
・仕事でメモをとるときの自分がすごくコンプレックスだったので、美文字講座に申込みました。
・ベランダで育てているミントの活用方法を調べました。
・ボイシーとnoteアプリをインストールしました。
・エスニック料理について調べました。
・グループLINEに返信しました。
なかなか前に進めていなかった小さなことひとつひとつに対して、ちょっと前進できたのがうれしい。
正直、はあちゅうさんの言っていることすべてに共感できるわけじゃありません。
自分で動いて稼いで、イベントやって本出して。
本当にほんとーーーにすごいと思うけれど、本人の機動力もさることながら、やっぱり小さいときから周りの大人にちゃんと支えられてきたっていうのがベースなんだと思ってしまうし、それはまったく悪いことではなくむしろ当たり前であるべきことなんですけど、残念ながらそうじゃない人が日本にだってたくさんいる。
本人の預かり知らないことで悩んだり泣いたりしないといけなくて、まずはそれを乗り越えないと普通のスタート地点にすら立てない人たち。
道半ばで折れてしまう人はたくさんいる。
そしてそういう人が前向きな思考を失ってしまうこと、わかる。後ろ向きな発言は言い訳なのではなくて、ただただ事実を述べているだけなのだと思う。
だから、はあちゅうさんの正論に傷つく人もいて、それがちょっとした波紋になっていくのかなーなんて。
でも、軽めなマイナススターターな私ですけど、知らなかった考え方を教えてもらえてとても良かったです。
人は自分の考え方次第で一日を良かったものにも悪かったものにもできる。
良い一日がたくさんあったほうが、いいに決まってる。
もっと早くに読めたらよかったのに。それこそ高校生や大学生のとき。
考え方が下手だな、切り替え方が苦手だな、って思っている人に、未知なる扉を開くような感覚で読んでほしい一冊でした。
