「ぬか漬け」と仲直り
3度目の正直。
いや、正確にいうと4度目なんですけど。
ぬか漬けをはじめました。
ぬか床から作るのではなく、ぬか床のもとからすぐに漬けられるやつ。
床から作ろうとして3回失敗してますから、私。
きっかけは稲垣えみ子さんの著書です。
この方 経歴がとてもユニークで。
最初は会社の先輩に別の本を勧められたんですけど、それが面白かったのをきっかけに今刊行されているものを読み漁っています。
大きな企業でバブリーな生活をしていた稲垣さん、ある日常会話がきっかけで「いつまで働くか」「どう働くか」「どう生きるか」ということについて考えるようになり、東日本大震災なども経て50歳で大企業を退職し、「お金をかけない生活の楽しみ」を見つけて日々実践されています。
で、上記の著書の中でぬか漬けそんなに怖くないよ!もっと肩の力抜いてやろうよ!もう本当に美味しいんだから!!!!とぬか漬けの素晴らしさをめちゃくちゃ語っていて、私もまんまと影響受けちゃった。
そもそもぬか漬けは先人が生み出した食べ物の保存方法の一つ。
高温多湿な日本の夏においても、昔から使われてきた方法なんだから、確かにもっと気軽にできてもいいのかも。
以前こんな内容の記事を書きました。
ちょっと前までは、なんでもかんでも「ちゃんとやらないといけない」っていう強迫観念がすごくて、少しでもできないといちいち落ち込んだりしていた。
ぬか漬けもそう。
やってもやっても失敗して落ち込んでいたところ 、 「働いていたらぬか漬けなんてできなくて当然」っていう言葉に救われて、自分に合うものを取り入れる生活を目指してきた。
その葛藤を経て性懲りもなくまたぬか漬けを始める。
ぬか床から作らなくてもいいや。市販のに少しずつ改良を加えていけば。
義務じゃない。でも美味しくしたいんだから、ちゃんと毎日混ぜてみよう。
少し力を抜いてみる。
そうしたら、今までできなかったことが意外とするっと簡単にできるようになるかもしれない。
定番のきゅうりと稲垣さんがやっていたトマト。
この床で初めてのものなので、まだおすましした味がする。笑
ちなみにぬかを入れている入れ物は、無印良品週間で買ったホーロー容器です。
浅いからかき混ぜづらいのが難点。でもきゅうりも丸々漬かるので助かっています。
もしかしたらまた失敗するかもしれないけれど…
それならそれで、試行錯誤しながらやってみようと思う。
紫陽花の咲く季節
形も色も未熟で、ひとつひとつのつぼみの好き勝手さがなんとも可愛い。
なんだか「これから」だと感じられる将来性のありそうな紫陽花を見つけて、その日は雨脚が強かったけれど思わず写真を撮った。
紫陽花ってどれも大輪で色鮮やかで好きだ。
他の季節の間はひっそりとしているのに、雨の季節になると急にこれでもかというくらいの存在感を発揮してくる。夏がそこまできていることを知らせてくれる美しい花。
毎日が飛ぶように過ぎていくから、毎年欠かさずに季節を教えてくれる紫陽花の存在はありがたい。そのたび、もっと季節を感じながら毎日を大切に生きなくてはと背筋が伸びるような気持ちになる。
数年前、よく紫陽花の写真を撮っていたなと思って発掘。
昔住んでいた家の近くは自然がたくさんあって、よく写真を撮っていたな。
そういえば、『オリオリスープ』という大好きな漫画にも、紫陽花が出てくるシーンがあったっけ。
夏至の日、玄関と寝室の電灯に紫陽花を逆さまに吊るしておくと、金運に良いのだとか。
2019年の夏至は6月22日らしい。
※追加。調べ直したら6月21日でした…
あまりにもそこいらに咲いているから、紫陽花を店頭で買おうと思ったことはないけれど、今年はコレやってみようかな。
薬味だけじゃない、らっきょうの食べ方
らっきょうの皮むきなど下処理をアウトソーシングしたい…
皮むきらっきょうを買ってくればいいんだけど、買うときにはいつも忘れてる。
音楽をかけて、手をふやかしながらひたすらむいた。
今回は3瓶。
醤油漬けが定番になっているけれど、最近お酢を使うことにハマっているので酸っぱい瓶も。とはいえ甘いのは嫌なので、白だしと酢をブレンドした自己流。
らっきょうを食べるようになって、料理の幅が広がった。
そのまま食べるだけでなく、漬けたらっきょうは刻んで料理に入れるといいアクセントになる。
それに気が付いてからというもの、いくら皮むきが面倒とはいえ結構な頻度で買っては漬けているんじゃないかな。季節を感じられるところも好きだし、あると心強い味方。
はじめてらっきょうを買ってみたのって昨年だったのか。
消化や整腸にいいと聞いたので、漬けたら毎日少しずつポリポリ食べている。