おうちライフ

都内在住30代。共働き子なし夫婦の嫁が送る、気ままなおうちライフ

#わたしの転機

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働き方を振り返り、転機を投稿するお題。
#わたしの転機」考えてみました。

まずさらっと職歴を。
新卒の就活のときは、編集の仕事がしたくてまず経験を積むことを優先しました。
なので最初の会社はアルバイトからのスタートで、
その後転職を経て編集職に就いたり、
今はその経験を活かしてさらに次のステージで働いていたりしますが、
そういう変遷というよりは働き方に対する意識についてふれたいと思います。

■私の働き方の転機は

働き方の転機は、結婚したことだと思います。

 この穏やかな生活を維持するために必要なことはなにか。
 これからの生活にどれくらいのお金が必要なのか。
 いざというとき家族を守るために自分はどうしたらいいのか――。

家族(ねこ2匹と夫)と暮らすようになり、ひとりで生きていくんだと思っていた頃からがらっと意識が変わりました。
守るべきものができたことは、私の働き方の意識に大きな影響を与えたと思います。

■結婚するまでは「その日暮らし」だった

もともと、小さい頃からずーっと「自立して早く働きたい」と思っていた上、「ひとりで生きていくんだ!」という意識がすごくあって。
結婚なんてしないだろうなとすら思っていたし、結婚したとしても「離婚するだろうだな」「死別だってあるかもしれない」、そんなことを子どものころから考えていました。

だから
誰からも影響されず、
誰の指図も受けず、
自分の稼ぎで食べていく。

私はこうやって生きていく!と早い段階から決めていて。
それだけみると当たり前のようなことなんですけど、
結婚するまでそのやり方や方向性を間違えていたました。

仕事ならなんだってやる。
空いている時間があったら稼ぎにあてる。
そんな「身を粉にしてナンボ」な、効率性を無視した働き方しかできなかったんです。

それはたとえば学生時代、学費が足りなくてアルバイトを3つも4つもかけもちしていたことにもあらわれています(´ε`;)
さらに、家に帰ってきたらスキマ時間にはポイントサイトのアンケートに答えてポイント稼ぎをしたりアフィリエイトブログを書いたり。
学業もアルバイトもうまく両立する方法が本当はもっとあったかもしれないのに、目先のことに囚われてその日暮らし。
大学をなんとか卒業したあとも、特に意識改革の機会もなく、そんな日々が続きました。

■働き方について本気出して考えてみた

そんななか結婚して家族ができ、

心身ともに健やかに、長く働くためにはどうしたらいいだろう

という、今までになかった発想を持つようになりました。

思えば、学生時代に少しでもこういう意識があれば、もっと早く働き方を考えてこられたかもしれません。
でも過ぎた日を悔やんでも仕方がないし、むしろ気がつけて良かったんじゃない?と思うことにして、4月からは新しい会社で働いています。

今回の転職で意識した点は以下の5点。

  • それなりに大きな会社であること(できれば上場企業)
  • 希望する福利厚生があること(最低限必要な項目を決めておく)
  • 産休・育休で復帰した女性社員の有無や定着率
  • 興味のある分野であること
  • 数字を意識した働き方ができるかどうか

もちろん、これにあてはまっているからとはいえ、必ずしも働きやすい・ホワイトな会社であることもなかなかないとは思います。
でもこれらの点を軸にしていたことで、こちらも企業を選別するという視点を持つことができました。
最終面接で社長の発言に共感できず、結果を聞かずにお断りした企業もありました。

■働くこと=労働力を提供して賃金を得ること

自分にすごい能力があるわけではないけれど、強みはあって、その強みを活かしきることができれば多分会社に損はさせないだろうなんて思って転職活動をしていました。
え、そんな自信家なの?と思われるかもしれませんが、会社と対等でなければと思ったんです。
私、まったく自信家じゃありません。むしろ正反対なタイプです。

社畜という言葉があるように、労働者は会社の言いなり、仕事で身体を壊してもやむなし、みたいな「おかしな常識」が自分のなかには根強くありました。

でも、私は会社に身を捧げたいわけではない。
家族との生活を大切にしていきたい。

そう思えるようになったことが、働き方の転機だったと思います。