「わたし、定時で帰ります」を観て改めて思うこと
ドラマ「わたし、定時で帰ります」がおもしろい。
私自身 昨年会社で倒れてから、残業をセーブしてみたり、かといって「これからは徐々に残業を増やしていきましょう!」みたいな会社の風潮のはざまで悩んだり、働き方については本当にいろいろと考えることが多いので、このドラマは自分ごとのように感じてしまいます。
毎話毎話、会社あるあるがつまっていておもしろい!
(最近録画に追いつけていませんが。。)
ざっと、私の主観でこれまでのあらすじはこんな感じ。
第1話:就職氷河期入社 vs ゆとり世代
第2話:産休・育休復帰のワーママ
第3話:ゆとり世代の仕事観
第4話:マイペース社員のサービス残業や職場での寝泊まり
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・(あとで更新しますね!)
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主人公の東山(吉高由里子)は、新卒入社企業での挫折や苦節をばねに「定時で帰る」ことを徹底。
定時上がりをよしとしない面々や、仕事のトラブルに巻き込まれながらも、きっちりやることはこなし、明日できることは明日やるというスタンスのもと、働き方の軸がブレない強者。
その姿勢は勉強になることが多く、ドラマが今なんとか仕事と残業のモチベーションになっています。
私、 倒れたときに短期間ですけど残業制限がついた状態で働いていたから、それを機に効率性や限られた時間のなかでの生産性をより意識するようになりました。今は普通に(?)残業していますが、いろいろと模索しながら働いています。
「定時で帰りたい…」という強い気持ちをもって。
が…!現実はなかなかそんなわけにもいかないもんです……。
だって、自分がその日決めたToDoだけで済めばそりゃ計画もたてやすくていいですけど、そんなことおかまいなしに次々と舞い込んでくる対応の嵐。
繁忙期は終電後のAM退社アタリマエが伝統の会社なもんだから、残業もアタリマエな雰囲気がんがん出ていますけど、皆さん本当にそんな働き方でいいの???と中途社員の私なんかは思うわけです。
第4話では、ほぼ会社に住んでるエンジニア・吾妻に東山が効率性のプチ講義をするシーンがあります。
私はふせんを書く時間がもったいないのと自分の字が好きじゃないのとで、ToDoはExcelで管理しています。書き直せるし、順番変えられるし、自分はこっちの方があってる。それと私のToDoは上書きタイプではなくて追加追加で保存しているので、「え、あれ依頼したっけ?」とか「あれちゃんと伝えたっけ?」とかすっぽり忘れちゃうときでも遡れば「●●さんに●●伝える(念の為)」というセル(done)が残っているため振り返りやすい。
吾妻さんがマクロス好きなのも密かにおもしろい。笑
デスクには歴代の歌姫のフィギュアやBlu-rayが置いてあったりします。
すごいな。
冒頭にも書きましたがこのドラマを観ると、改めて働き方について考えてしまいます。
同じ残業でも、同じ「忙しい」でも、人には合う合わないがあるもんだなと実感しています。
仕事はもともと好きなんです。
でも過呼吸で倒れてから気持ちが弱くなっているのか、「甘えかもしれない」と自分でも思うけれど、呼吸が浅くなって苦しくなったりじんましんに耐えながら今週もずっと残業していて、健康削ってやるのが馬鹿馬鹿しいような仕事に本来の業務が圧迫されて。(社内の揉め事の火消しとか。社内で足引っ張り合うのそもそもなんなんだろう)
いろいろ思うところがあって「辛い、苦しいを理由に辞めたくない」と思って踏ん張っているけれど、ただ摩耗しているだけのような毎日に、仕事で終電を逃してホームで立ち尽くしてしまうような瞬間に、ふと「辞めてしまいたいなあ」と思ってしまうんです。
そんな自分の話。
とにかくTBSの火曜ドラマは好きなものが多くてうれしい。
向井理もかっこいい。眼福。
せめてリアルタイムで観られる時間に帰ってきたいです。
(残業続きで全然追いつかない。。定時で帰りますと逆行している。。)