世界遺産検定3級で100点ねらってみたよ(とれなかったよ)
世界遺産検定3級を受けてきたので勉強方法などの振り返り。勉強していたら途中で気をつけるべきポイントなどが明確にわかるようになって捗り、「合格よりもむしろ100点ねらいたい…」とすら思えるようになったし、実際かなり手応えあり得点できたのうれしかったです。本日発表された公式の解答で自己採点した結果、2問不正解の96点でした。(2点問題を2つ落とすという😭)
ちなみに世界遺産検定3級ってこんな感じ。
- 問題数:60問
- 試験時間:50分
- 受検料:4,900円(←第40回から値上がりとのこと…)
- 合格基準:100点中60点以上
- 出題範囲:基礎知識25%、日本の遺産30%、世界の自然遺産10%、世界の文化遺産30%、その他5%
日本の全遺産と、主要な世界の遺産100件が範囲となります。「世界遺産の基礎知識」は、世界遺産を学習する際の基本ですので、ここから学習を始めてください。また日本の遺産は全遺産が出題されます。遺産の位置なども覚えておきましょう。世界遺産委員会の開催国や、審議された日本の遺産も重要です。 世界遺産検定公式HPより
芸能人でいうと、鈴木亮平さん(1級❗️)、岩永徹也さん(メンサ会員の人…)、阿部亮平さん(Snow Man)といった方々が世界遺産検定の級保持者です。勉強にハマるとすごーく楽しくなってきます。これから世界遺産検定を受けようと思っている方のお役に立てれば。
大事だなーとしみじみ感じたこと雑記
- 過去問は超大事(やみくもにテキストを読んで暗記しようとするのはオススメしない)
- 年1の世界遺産委員会が今年どこで開催されるか(前回どこだったか)
- 日本の暫定リストは要確認
- ↑ 特に直近で推薦する予定の遺産についても自分で調べよう!
- 当該回の世界遺産検定のポスターになっている遺産は絶対出るよ!
- よく出る建築家を覚える
- よく出る民族(先住民)を覚える
- 京都と奈良は構成資産を出題されることが多い
- ↑ そこに乱入してくる「弥山」(厳島神社)と「金剛峯寺」(紀伊)…
- 新しく登録された日本の世界遺産は、世界遺産検定の公式サイトにPDF資料があるよ!これだけではなく、公式サイトには結構重要な情報も載っているので確認しておくと◎
オススメ勉強方法
- できなくてもいいので過去問を解く
- そして正解・不正解は関係なく、全問題を公式テキストで見直す
本当にシンプルな方法ですけど、私はこれを繰り返して過去問の得点率9割がかたい状態にまでもっていけました。世界遺産検定、出題パターンが結構はっきりしているし類似問題もしょっちゅう出る。しかも選択肢に使われる単語も実は3級範囲内の遺産に関することだったりするので、過去問って体系的に学習できる最適な教材だったんです。
3級の範囲は日本の全遺産と主要な世界の遺産100件。全60問で概要等の問題があるとはいえ問題だけでなく選択肢までを含めて学習できたら、1回分の過去問で結構な量の範囲を網羅できることになります。(その代わり最初のこの一巡には3時間くらいかけました)
見直していて、ちょっとでも自信のない内容に行き当たったらテキストを熟読and板書。ノートには公式テキストの赤字・太字部分に関することや、自分が覚えやすそうなキーワードを中心に、できるだけコンパクトにまとめました。全部書いてたら日が暮れるし腕が疲れる…。
「正解・不正解に関係なく見直す」のもポイント。これは正解した問題の選択肢にもあたるためです。不正解である選択肢のどこが不正解のポイントか、どの世界遺産の特徴について書かれているのかなどまで確認できます。この遺産とこの遺産はいつもセットで出題されているなーとか、この単語とこの単語は間違いやすいなーとか、気づきが本当に多いのでオススメ。
(とはいえこれは世界遺産検定だからできる勉強方法だなとも思います。ここから出るっていう範囲がきっちりしているし60問というちょうどいい問題数だからこそかと。)
世界遺産検定3級で私がした勉強
これは参考にしないでほしいんですが、私が本気で勉強をし始めたのは試験1週間前。ちょうど旅行中で、行きの新幹線でテキストを読み始めたことからスタートしました。そのあとは通勤の行き帰りでなんとなく過去問を眺めていたけれど「こんなんじゃ落ちるなー…」と思っていて、試験前日にやっと本腰入れて勉強(遅い)。前述の勉強方法に行き着いたことでかなり理解が深まって、勉強も楽しくなりました!
だらだらとやっていた時間をのぞいて、集中して行った勉強時間は前日6時間、当日2時間くらい。それまでは本当にギリギリ落ちるか落ちないかの点数だったんですけど、前日過去問を解きまくった結果9割〜満点を出せるようになり、自信になった。
ちなみに過去問は、最新年度2019年版と2017年版を全部3周分やりました。(実は受けようと思ったの3年も前だった…)満点を狙うなら最新年度だけじゃなく過去のものも入手して解いてみると、出題パターンの発見があっていいかも。ただ2017年度版で見直ししていたとき、「これ最新版では範囲じゃないよね…?」っていう遺産も出てきたりしたので、それは注意です。
まとめ
もともとは夫に世界遺産検定の受検を勧めていて、「私も応援がてら受けてみよっかなーでも歴史も地理も世界遺産も得意じゃないから4級でいっかなー」と考えたのがはじまり。夫は大人になってから読んだ本に影響を受けて世界史や世界遺産関連の本を読みあさり、クイズ番組なんか観ていても出演者にひけをとらない正当率だったりするので、せっかくだから検定受けてみたら?と。ただ、夫試験慣れしていないのでまずは3級から。
つまり今回は夫と一緒に受検してみました!
世界遺産検定おつかれさま会🍺
— みくこ (@1239mirai) 2020年2月23日
今回ははじめて夫と受検してみました。受検番号前後で笑 まだ公式で解答は発表されていないけど、お互いの自己採点ではなかなかの得点。
忘れないうちに2級も受検しよーとおもいます。お疲れ様ー! pic.twitter.com/XTk5RAODIJ
夫は自己採点92点でしたー。夫婦ともおそらく合格!よかった〜。
というか前日の追い込みと当日、私にテキストを独占された状態で92点とかふつうに驚異的だと思うんだ。
私は最近、中学歴史をやんわり学び直していて、それもあって世界遺産検定はとても良い勉強でした。3級の勉強が楽しくできたので、この勢いで2級も取りたいねと夫と話しています。
次の第40回検定は2020年7月5日。2級は世界の遺産300件が範囲とのことで3級の3倍。満点めざすのはキツそうですが、合格めざしてがんばります☺︎
検定めざすなら公式のテキストと過去問は要入手です。