おうちライフ

都内在住30代。共働き子なし夫婦の嫁が送る、気ままなおうちライフ

テキストサイト生まれ、ブログ育ち

ここ最近、noteで素敵な文章を書く人を見つけたり、過去の記事まで全部さかのぼって読みたくなるようなブログに出会えたり、久しぶりに個人の文章に触れるよろこびをかみしめていて幸せです。

というのも、私が中学生、高校生だったころはインターネットで「テキストサイト」なるものが大流行りした時代。
面白系、切ない系、恋愛系、感想系、フィクション系、
それはもう、テキストサイトがたくさんあって、ひとたびリンクを辿るだけで次々といろんな楽しいコンテンツに出会うことができたんです。

なんでこの言葉のチョイスなんだろうとか、センテンスや段落、改行にフォントやフォントサイズ、カラーの妙。
どういうわけか、そのころの人気テキストサイト管理人様はみんなプロだった。
文章はもとより、魅せ方なんかもものすごく洗練されていた。

当時、PCは当たり前のように家族と兼用だったけど、家のPCのブックマークには私のお気に入りのテキストサイトがたくさんリンクされていて、「巡回用」っていうフォルダ名をつけて本当に毎日毎日訪問して、たま~~~に緊張しながらBBSにカキコして(BBS⇒カキコって言葉が自然に出てきてなんか胸が苦しくなった)、本当に更新を楽しみにしていたなぁ。今思えば家族兼用のPCに趣味全開の自分の痕跡を残すなんて、なんとおそろしいことか。本当にあった怖い話だわ。笑

先日長い歴史に幕を下ろしたジオシティーズなんて、今やもう更新が止まってしまったテキストサイトたちのインターネット墓場だったのではなかろうか。
私もhtmlを一生懸命覚えたりタグサイトから指南を受けたりして、見様見真似でサイトを作ってはがんばって更新したものです。。なつかしや。

たぶん、編集者になりたかったのってこういった経験がルーツだったと思う。
編集は書くことが本業ではないけれど、たくさんの原稿にふれられる。それらをひとつずつ編んで編んで、ひとつの媒体に集約する仕事。本当はもっと書けるエディターになりたいんだけど、ライティングはなかなか上達しないのであった…

最近はそんなときめきや編集者になりたかったころの気持ちも忘れていた。
仕事に関する実用書を1日数ページ読み進める程度のインプットだけで、何をアウトプットできるというのだろう。もっとときめかないと。もっと楽しまないと。禁欲生活なわけじゃないけれど、振り返ればなんかそういう気持ちどこ行ったって感じの毎日だったかもしれない。
ブログの読み方にしても、だれかが書いたひとつのコンテンツを楽しみにするというより、興味のある点について書かれたさまざまな視点のいろんな記事を読み漁るようなそういう楽しみ方になっていて、だから冒頭に書いたような個人の文章が好きでさかのぼって読みたくなるっていう感覚が超久しぶりだったのでした。

そうしたらむくむくと、インプットとアウトプットを増やしたくなった。
特にアウトプット。ブログ書きたい。素敵なブログに出会えたからだ。
書きたいことはたくさんある。あるのに、好きという記事を書くには気持ちが中途半端な気がしてしまったり、ラーメン好きだけどそんなに食べ歩いていないしとか、外食のことばかりになったら「おうちライフ」なコンセプトから外れちゃうなぁとか、もっと調べてから書けと思われないだろうかとか、そんなこと言われたこともないのに悶々としてしまって、結局書かないまま終わるってパターン。

フィギュアスケートの話は、全然知らない初心者が書いていいのだろうかと思ったけれど思うままただただ書いてみたもの。


そして書くぞー!と思った瞬間PCが壊れたりすること多々。

 iPadでは更新がしづらかったので、夫にPCを借りている。
マウスコンピュータータブレットパソコン。こいつもよく壊れる。

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今、夫が新しいPCほしさに今使っているPCを私に売ろうとしているのだけれど、おさがりはもう信用ならない気分。

なんか昔もこんなこと書いたような気がすると思ったら、はてなに引っ越してきたばかりの初々しい記事があった。
はてなブログやnoteというコンテンツが触れることができてよかった。これからも貪欲に好きな文章を探していきたいと思う。

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