サイゼリヤから「ペペロンチーノ」が消えた?
2018年12月末某日…私たち夫婦はいつものように近所のサイゼリヤに行きました。
この日の目的は「サイゼリヤ納め」。
この年最後のサイゼ飲みをしようという算段です。
あ!グランドメニューがまた変わってるー!
(12/12更新だそう)
そういえば、それまでネットで変な噂を耳にしていて。
このブログにも「サイゼリヤ ペペロンチーノ 消える」なんて検索でアクセスされた形跡があったので、「いやいや嘘でしょ?」と思っていましたが
ペペロンチーノ、本当にない。
「キャベツのペペロンチーノ」はあるのに、普通の「ペペロンチーノ」がなくなっています。
うちの夫がペペロンチーノ好きです。
お店についてから注文するものは大体決まっていますが、いつもワインのマグナム(1.5L)を飲むので、「おつまみ」として割と2オーダー3オーダーしたりします。
ペペロンチーノは2オーダー目で注文することの多いメニューでした。
2018年9月には、私が大好きだった「アマトリチャーナ」というメニューが消えたばかり。
なぜ好きなメニューばかり消えていくのかと、途方にくれました……
消えたペペロンチーノの代わりに、「アーリオ・オーリオ」という聞き慣れないメニューが増えていました。
「にんにくの旨みとオリーブオイルだけのシンプルさ!」とのこと。
それってもはやペペロンチーノなのでは?
やっぱり!
でもなんでわざわざペペロンチーノを「アーリオ・オーリオ」に名称変更したんでしょう?
私は最初、「ペペロンチーノが消えて、代わりにアーリオ・オーリオが登場した」という切り口でしかこの件を見ていませんでしたが、後々ネットで調べていたら他のサイゼファンの反応で本当の狙いやアーリオ・オーリオとしての意義がわかった気がしました。
ここで前段。
- そもそも「アーリオ・オーリオ」は10月に一部店舗で実験的に販売されていたらしい(10月時点ではペペロンチーノもあったんじゃないかと)
- おそらく私の近所のサイゼでは実験販売の対象外だった(ネットでの画像を見るに、10月時点のメニューのデザインと違う)
- (ということは12月に正式メニューに昇格したってことですよね?)
つまり「既存メニューを自分好みの味にカスタマイズする」というコンセプトで、「ペペロンチーノ」という料理の概念・存在感を消し、アレンジの汎用性を高めたのがこの「アーリオ・オーリオ」ということになりそうです。
そのコンセプトには納得するものがありました。
もともとサイゼリヤには、ブラックペッパーや唐辛子フレーク、オリーブオイルなど豊富な調味料がセルフで使えるサービスや、ドリンクバーの炭酸水やジュースなどを自由に混ぜ合わせて自分好みのドリンクをアレンジできる「モクテル」(#つくって my Mocktail)という取り組みがありました。
「モクテル」を初めて知ったときは、なるほどな~と思いました。
それまで店のドリンクバーで飲み物を混ぜるのは「お行儀の悪いこと」「いけないこと」「店の迷惑になること」「罰ゲーム」「いたずら」っていうイメージが強かったので、レストラン側がそれを推進することに驚いたんです。
サイゼとしては、お客さんごとに自分だけのお気に入りを見つけてもらうための付加価値提供を強化していくのかもしれません。
そんな私の納得は置いておいて。
早速「アーリオ・オーリオ」頼んでみました。
シンプルすぎる!w
でもこのほど良いシンプルさがカスタマイズに最適なんでしょうね。
唐辛子フレークを満遍なくちらしたらいつものペペロンチーノになりました。
確かに画期的かも。
というわけでいろいろと試し甲斐のあるメニューではありますが、私はお店で提供してくれる本来の味付けが好きだったりもするから、ちょっと複雑でもあります。
でも誰かがツイッターで「ペコリーノチーズとベーコンのせてアマトリチャーナにすればいい」とつぶやいていたのを発見したので、 私も一度は試してみたい、かも。
ちなみにアマトリチャーナがなくなった今、私がよく食べているのは「トロフィエ」シリーズです。
魚介クリームソースのトロフィエ。
トロフィエというパスタをベースに、期間限定で味が変わるのですが、今回は冬らしく魚介クリームソースとのこと。端的にいうとクラムチャウダーでした。
(前回までのきのこクリームソースのトロフィエが大好きだった…)
キッズメニューの間違い探しに没頭するのもいつものことです。
私は間違い探し系が得意なので、いつも割と早めにクリア。
夫が自力でクリアするのを待ちます。
一度離れて俯瞰して見ているところ。
探し方もガチです。
ヒントをしゃべると嫌がるので、いつも早く見つけてほしいと思っています。
追記。後日こんな記事も書きました。