おうちライフ

都内在住30代。共働き子なし夫婦の嫁が送る、気ままなおうちライフ

仕事とお金と労働と

「私はもらっているお給料以上の仕事はしたくない」

この考え方をする友人や同僚が周りに多いことに気づきました。

部下がこんなことを言い出したら、上司の方はきっと頭を抱えてしまうのかもしれませんね。
でも、会社の言いなりかつ自己肯定感が極度に低い私にとって、この言葉を放つことができる人たちには憧れと羨望しかありません。

自分の能力を賃金に評価する力、労働力を提供している以上、それは当たり前に備わっていないといけないもの筆頭かもしれない。
会社員しているとそれが曖昧でどんどんわからなくなってしまうけれど、フリーランスの人たちは、自分の能力を適切な賃金にてマネタイズできないといけないんだろうな。

 

私の話。
大学を出て最初の会社には、アルバイトとして入社しました。

「アルバイトなんだからそんなに責任感もってがんばらなくていいよ」
「アルバイトはアルバイトなりの手の抜き方を覚えたほうがいいよ」

そうやって周りの社員の方は言ってくれたけれど、、、
正社員登用を狙っていた私は、賃金以上の仕事をすることで認めてもらいたかった。
だから身を粉にしてがんばったりもした。

その結果、なんだか冒頭の「もらっているお給料以上の仕事はしたくない」という考え方を持つ気持ちの隙間がなくなってしまったんですね。
周りにこう言える人が多い、と言いましたが、先日入社してきて隣の席になった同僚さんも、まったくおんなじことを言っていて。(仕事はめちゃくちゃできる方です)

私は働くことが好きです。
お金のこともあるし定年まで働きたいけれど、どこかでちゃんと自分を守るための線引きをしないといけないな。
転職を機に本当にそんなことを実感したのでした。

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そんな夜は飲もうぜ。

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